PR
広告

CentOS7にWordPressを構築する際に役立つサイトまとめ

ブログ

私がCentOS7にWordPressをインストールしたWebサーバを構築した時に役に立ったサイトをまとめています。

Webサーバーを構築することは私は今回が初めてでしたがWebで情報収集を行いながらやり遂げたので備忘録的にまとめておきます。

私と同じようにWordPressが動作するサーバーを構築することになった方の助けになれば幸いです。

広告

構築環境

今回は以下の通りの環境で構築しました。

  • マシン:Hp Z420
  • OS  :CentOS7
  • PHP :7.2
  • CMS :WordPress
  • テーマ:Cocoon

上記を選択した理由としては以下の通りです。

  • ノートPCは発熱による発火の恐れがあるということで、デスクトップPCを選択
  • ネット上に一番情報の多いCentOSを選択。セキュリティの関係上最新のもの
  • Cocoonを選んだ理由は、テーマ自体に機能が豊富で余計な手間が掛からないから
  • そのCocoonがphp7以上を推奨しており、こちらのサイトを見てphp7.2を選択

CentOS7のインストール

CentOS7をインストールする際にはこちらのサイトを参考にしました。

【初心者でもわかる】Linux CentOSのインストール方法まとめ
このページではCentOSのインストール方法について詳しくまとめた。対応したOSはCentOS7だ。順番通りに作業を進めれば、CentOSのインストールは問題なく完了できるはずだ。

上記サイトの手順で少し分岐するところがあるのですが私は、

  • パーティションは特に要件もないため「自動構成パーティション」
  • ソフトウェアは「GNOME Desktop」
  • 「ネットワークとホスト名」はインストール時に設定

としました。

ここまでは簡単かと思います。

広告

CentOS7の設定

インストールしたCentOS7の設定にはこちらのサイトを参考にしました。

CentOS 7のインストール後におこなうLinuxの基本設定 13ポイント
CentOS 7(バージョン7.0~7.6)のインストール完了後に、設定する最低限のポイントを13点纏めてみました。(2019年6月に追加)本記事で紹介した手順は一例で、これ以外にもサーバーを構築する

上記サイトの手順で少し分岐するところがあるのですが私は、

  • firewallは「firewalld」を利用
  • firewalldのservicesに「http」「https」を追加
  • locateコマンドの導入は未実施

としました。

WordPressのインストール

WordPressのインストールにはこちらのサイトを参考にしました。

CentOS 7 でLAMP(Apache+MariaDB(MySQL)+PHP)インストールからWordPressを動かすまで(Apache編) | レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント

WordPressを動かすためには、

  • phpのインストール
  • mariadb(mysql)のインストール
  • Apacheのインストール

が必要です。

上記サイトで解説されていますが、私が躓いたポイントを以下に補足しておきます。

サイトアドレス(例:4mirai.com)は事前に決めておきましょう。
私は途中で変更したためWordPressの挙動がかなり怪しくなりました。

phpのインストール

WordPressテーマのCocoonはphp7以上を推奨しています。
上記サイトの通りではphp7が入らないので、以下のサイトを参考にしました。

CentOS7 に PHP7 をインストールする方法
目次 1. CentOS7 に PHP7 をインストールする方法2. EPEL と Remi2.1. EPEL2.2. Remi3. EPEL と Remi のインストール4. PHP7.2のインストール5. 参考URL CentOS7 に

ここで一番下の「もろもろまとめて~」をやる際に「php-xml」を追加してください。
これをやらないとCocoonが上手く動作しません

また、php.iniの設定は以下のサイトを参考にしました。

https://saku.io/configuring-default-php-ini-file/

こちらは「必ず変更すべき項目」のみ設定しました。

mariadb(mysql)のインストール

こちらは先のサイトの通りにやれば良いですが、mysqlのデータベース作成が少し躓きやすいと思うので補足します。

それは、データベース作成用SQLで任意のユーザ、パスワード、DB名を設定した場合にはその後のログイン確認でそれらを指定する必要があるということです。

具体的には、「mysql -u**** -p**** -D****」の****に指定したものを入れる、です。

Apacheのインストール

こちらも先のサイト通りにやれば良いです。

この作業の途中で私はwp-config.phpが作成できなかったため、「chown -R apache: /var/www/html」を実行しました。

WordPressの設定

WordPressの設定については、設定項目を1つずつ確認して自分の求める設定にしました。

ただ、パーマリンクを変更した際に「404」になったので以下のサイトを参考に「AllowOverrideをALLに変更」しました。

WordPressの引越しでパーマリンクの404 Not Foundエラーが発生
現行システムをCentOS5.3からCentOS6.4に変更することにした。CentOS6.4のサーバを構築し…

また、プラグインはCocoonおすすめのものを利用しました。

Cocoonテーマとあわせて使用するのにお勧めなプラグインまとめ
WordpressテーマCocoonは、ある程度自前でサイト運営に必要な機能を備えています。ただ、すべての機能を同梱するわけにはいかないので、この記事で紹介するプラグインで機能を補完することで更にサイト運営能力を高めることができます。

セキュリティ設定

外部公開に向けてのセキュリティ設定は以下のサイトを参考にしました。

【企業サイト構築用】WordPress設計ガイドライン - Qiita
備忘録を兼ねて、企業サイト構築時に決めている設計方針・インストールしているプラグイン・セキュリティ対策をそれぞれまとめました。セキュリティ対策の項目を除き、構築時の細かい設定やプログラム実装について…
WordPressのセキュリティ 制作者向け基本ガイド - Qiita
はじめに過去にWordPressの脆弱性に関するケーススタディをご紹介しました。Webアプリケーションの脆弱性ケーススタディ(WordPress編)Webアプリケーションの脆弱性ケーススタディ…

.htaccessをいじったりすると急にアクセスできなくなったりするので、面倒ですが一つずつ設定→動作確認しながらが良いと思います。

頻出ファイル・コマンドまとめ

CentOS7にWordPress環境を構築するにあたり、良く使うファイルの場所とコマンドを以下にまとめておきます。

頻出ファイルの場所

  •  /etc/httpd/conf/httpd.conf
  •  /var/www/html/(wpのインストールディレクトリ)
  •  /etc/php.ini

頻出コマンド

  • service httpd restart

懸案と対応

現在残っている懸案事項を記載しておきます。

  • Cocoon利用中にWordfenceのダッシュボードが正常に表示されない。テーマを切り替えることで暫定対応。
    → 「セキュリティ設定」で設定したものを解除したら表示されるようになりました。

サイトアドレス変更による問題?

サイトアドレスを途中で変更したためと考えられる不具合が結構発生しました。
修正が非常に大変で辛かったので、最初から決めておくようにした方が良いと思います。

  • トップ以外がInternal Server Errorになる
    → パーマリンク設定を「投稿名」→「基本」に変更
  • シェアボタンを押すとサーバーのIPアドレスでURLが表示される
    → ページ数が多くないサイトのため、Cocoonのシェア機能は使わずに記事に直接コードを記載した

以上、CentOS7にWordPressを構築する際に役立つサイトまとめ、でした!

タイトルとURLをコピーしました