無料のWordPressテーマ「Simplicity」のAMPページに設置したアドセンスについて、個々の配置における収益パフォーマンスを調査した結果をまとめています。
SimplicityのAMPページのアドセンス広告は1つのアドセンスコードを3箇所に貼るため、設置した場所毎の収益パフォーマンスが分かりません。
Googleタグマネージャを設定すれば出来るのかもしれませんが、私はGoogleタグマネージャの使い方が全然分かりません(笑)
なので、ブログを初めて1年程経過し私も少しはPHPを自分でカスタマイズ出来るようになったので、Simplicityの親テーマをカスタマイズして個別の場所毎にアドセンスを設定することを行いました。
それによりSimplicityのAMPページに設置したアドセンスについて、個々の収益パフォーマンスが計測できました。
私と同じ様にタグマネージャは使いこなせないけどAMPページに貼られたアドセンスの収益パフォーマンスが知りたいと思う方がいらっしゃると思うので、私の調査結果を記事にまとめましたのでご参考にどうぞ。
SimplicityのAMPページのアドセンス配置
SimplicityのAMPページのアドセンス配置は以下の様になっています。
※画像はSimplicity公式サイトより引用
一般的なモバイルサイトのアドセンス配置と同じです。
それぞれのアドセンスですがこの記事では、
- 記事上(広告1)
- 記事下(広告2)
- 関連下(広告3)
と呼ばせて頂きます。
それでは、実際の収益パフォーマンスの調査結果について書きます。
AMPページのアドセンスの個別収益パフォーマンス
私の所有サイトで約10日間AMPページに個別でアドセンスを設置した際に計測した収益パフォーマンスです。
表示回数
表示回数は上から順に多くなりました。
AMPページの仕様について私は良く分かってないのですが、色々なサイトのAMPページを見ていると遅延読み込み(スクロールに合わせてブログを読み込む)を行っているみたいなので、このような結果になったと思います。
クリック数・クリック率
クリック数・クリック率についても同様に、上から順に多くなりました。
これは、PCページ、モバイルページの収益パフォーマンスと比較しても同じ様な結果になるので、妥当なところだと思います。
ただ、関連下に配置したアドセンスのクリックがそれなりにあることが個人的には気になりました。
私のサイトでは、モバイルページに設置した関連下のアドセンスは殆どクリックされないのですが、AMPページだとクリックもそれなりにあることが分かりました。
SimplicityのAMPページの関連下のアドセンスは、
- 記事の一番下が関連下のアドセンスなので、スクロールするとそこで止まる
- 記事下にコメント欄等余分なものがないので、関連下まで興味を失わずに辿り着き易い
と言った特徴があるので、クリックもそれなりにあるのでは?と思いました。
CPC
CPCは記事上のみ非常に低くなり、他の所は一般的な数字でした。
まあ、CPCは時の運だと思うのでご参考程度に。
アクティブビュー視認可能率
表示回数は上から順に多くなりました。
これについてもモバイルページの収益パフォーマンスと同じような結果なので、「まあ、そうだよね」という感じです。
まとめ
SimplicityのAMPページのアドセンスの個々の収益パフォーマンスを計測したら、
- モバイルページの収益パフォーマンスと同じような傾向が見られた
- ただ、関連下のアドセンスは思ったよりクリックされる
ということが分かりました。
「SimplicityのAMPページのアドセンスの配置を変えたらもっと収益上がるんじゃないか?」と思いその前段階のデータ収集目的で今回の調査をしましたが、私としては、
- AMPページのアドセンスはこれが最適配置。バグに怯えながら親テーマのPHPをカスタマイズするのは精神的に良くない&面倒なので、アドセンスの配置はSimplicityに任せてしまっても問題ない。
という結論に至りました。
以上、AMPページに配置したアドセンスの収益結果まとめでした!