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米国株ETFの実際の分配金利回りを計算してみた

お金

私が購入している米国株ETFから分配金が振り込まれたので、実際の利回りを計算してみました。

米国株ETFの概要には「分配金利回り○○%」と記載がありますが、実際にいくらの分配金が入るかはイメージし辛いですよね?

実際に私も「これくらいはあるでしょ」と思ってたら、予想より少なくて驚いた経験があります。(予想が間違っていたのが原因ですが)

そのため本記事では、実際の投資総額と分配金を公開し、それから米国株ETFのリアルな利回りを計算した結果をまとめています。

皆様が米国株ETFを理解する一助になれば幸いです。

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購入している米国株ETF

私は米国株ETFとしては高配当ETFである、

  • VYM
  • HDV
  • SPYD

を毎月定額で購入しています。

FIREのための「金のなる木」作り(米国高配当株ETF)
FIRE(早期リタイヤ)のために、私が作る予定の金のなる木を紹介しています。具体的には、米国の高配当株ETFへの投資です。

これらは年4回の分配金支給があり、6月末に今年2回目の分配金が配られました。

今回はその時の分配金を元に利回りを計算しています。

投資額、分配金、利回り

実際の投資額、分配金、利回りをまとめると以下のようになります。

  • VYM(投資額:41.3万円、分配金:2,263円、利回り:0.55%)
  • HDV(投資額:40.7万円、分配金:2,569円、利回り:0.63%)
  • SPYD(投資額:42.0万円、分配金:3,223円、利回り:0.77%)

ここで私は「あれ?少なくない?」と思いました。

VYMは3.27%の利回りがあるとのことで購入しましたが、実際には0.55%しかありませんでした。

これは何故かということを次に説明します。

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利回りの計算方法

0.55%がどうやって算出されたのかを、まず以下に示します。

3.27%×70%÷4回=0.57%≒0.55%

これは何かというと、

3.27%(VYMの分配金)×70%(税引き)÷4回(年4回分配) =0.57

です。

私は分配金に税が掛かるのは知っており3.27%×70%の金額が振り込まれると思ってたので「思ったより少ない」となりましたが、実際には年4回支給のため1回の支給ではその1/4の支給となる事に気づけました。

ちなみに、米国株ETFの分配金に掛かる税金は、

  • 日本:20%
  • 米国:10%
  • 合計:30%

となります。

つまり、ETFから支払われた分配金は30%も税金が引かれ、残りの70%分が実際に手元に入る分配金の金額となります。

確定申告で外国税額控除をやれば米国税の10%は返ってくるらしいので、投資額の大きい方はやった方が良いと思います。

まとめ

1回に支給される米国株ETFの分配金利回りは、

○○%(利回り公表値)×70%(税引き)÷△回(年間分配回数)

によって計算できます。

「考えたら分かるでしょ!」と思われるかもしれませんが私は実際に勘違いしていたので、私のように勘違いして資産形成計画が狂ってしまう人を減らせるようにとまとめてみました。

皆さんの資産形成の参考になれば幸いです。

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