1週間前と比較して株価が5%下落した際に、騰落率をメールで通知するアプリを自作しました。
株価下落があった際に通知してくれる株アラートは、ヤフーファイナンスやSBIのiSPEEDなどのアプリがありますが、変動の比較を前日としかしてくれないため1週間の変化を知ることができません。
そのため自作するしかないと思い、GASを使ってサーバーレスで無料の株価通知アプリを作るに至りました。
GitHubにプログラムコードを載せておくので、株価通知アプリが気になった方は自分でもやってみてください。
目的・背景
私は将来の資産形成のために株をやっていて、投資系YouTubeを見て勉強しています。
その中で、投資塾のYOUさんが「株の購入タイミングは、1週間前と比較して5%下落した時にすると良い(-5%ルール)」と仰っていたので、それをやろうと思いました。
投資塾のYOUさんが言っている-5%ルールを簡単にまとめると、
- 金曜日の終値で暴落率を比較
- 買い注文は金曜日or翌週の月曜に出す
- 追加投資資金は積立金額の1年分
- -5%以上の下落は多くて年に3回ある
です。詳しくは動画を見てみてください。
暴落率を比較しようとした際に、既存の株アラートアプリでは前日としか比較できないため、プログラミングの勉強も兼ねてGASで自作することにしました。
株価通知アプリの動作について
私がどのような株価通知アプリを作ったか、画面キャプチャと共に分かり易く簡単に説明します。
実際の通知メール
実際に株価が下落すると以下の画像のようにメールで通知が来ます。
アプリの詳しい動作
投資塾のYOUさんの動画では以下のように購入タイミングが解説されていました。
- 毎週金曜日に、前週の金曜日とそれぞれの終値を比較して5%下落していたら株の注文を出す
これを私はプログラミングに落とし込むために以下のようにアレンジして実現しました。
- 毎週金曜日の17:00に、その週の木曜日と前週の木曜日の終値を比較して5%下落してたら、メールで通知する
私はプログラミングも投資も初心者なので、YOUさんの解説通りにプログラムを組むことは出来ませんでしたが、大筋は合っていると思います。
ちなみに、株価データは以下のようにスプレッドシートに保存されていきます。
株価通知アプリを自作したメリット
- 毎週株価をチェックする必要がない
- 任意の期間で暴騰率を比較できる
- 暴騰率を任意に指定できる
私は投資のプロではないので投資は資産形成の一つとしてやっているので時間を掛けたくないと思っていて、この株価通知アプリを作ったことによって「ほったからし投資」に更に近づいたと思いました。
デメリットは特にないですが、もしかしてプログラムにバグが存在して来るべき時に通知が来ないことでしょうか。
プログラムコード
株価通知アプリのプログラムは私のGitHubで公開しています。
私はプログラミングもGitHubも初心者なのでコードが冗長だったりする所などもありますが、その辺は温かい目で見てくださると幸いです。
普段はプログラム未経験の方でも同じことが出来る形で公開するのですが、今回はスクレイピングというwebサイトからテキストを抽出する技術を使って株価を取得しており、素人の方が雑にプログラムを実行すると株価サイトに迷惑がかかる場合があるため、そのようにしませんでした。
まとめ
以前からGASとスクレイピングに興味があり、株価通知アプリという面白そうで実際に役に立つ題材が目の前に転がってきたので作ってみました。
そろそろ株価が暴落しそうなのでこのアプリが活躍してくれると嬉しいです。