「未来に挑むITエンジニアのリアル」を深掘りするマガジン。技術の最前線で活躍するITエンジニアの視点を学び、最新の技術トレンドやAI活用法で自分のスキルを磨こう!行動のヒントが盛りだくさん。毎週火曜日発行。
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今週のざっくばらん
自然言語でしかプログラミングしなくなった
私はマッチングアプリを作っているエンジニアですが、最近は「自然言語でしかプログラミングしなくなった」って感じですが、皆さんはどうでしょうか?
自然言語というのは、人が使う話し言葉や書き言葉のことです。対比するならプログラミング言語は、JavascriptやPythonです。
つまり、プログラミング言語で「<form>」と書かずに、自然言語で「登録フォームを作って」と指示して出来上がったコードをコピペしかしてない感じです。
私が作ったら半日掛かりそうなものをAIは5秒でコーディングしてくれるので、とても楽な時代になりました。
低品質なコードしか書けない人間はもう不要ですね。
自分はAIを使って便利ツールを作る側に回ろうと思います。
英会話をAIで無料で勉強する方法
英語が喋れるようになって外資系のIT企業に務めたいと思ったりしています。
そろそろAIを使った良い感じの英会話学習サービスがあるんじゃないかと思い調べてみました。
結論から言うと、上級者向けにはHumeというのが無料で使えてオススメですが、私のような英会話の初心者が使える無料のものはありませんでした。
有料のものもありますが、月額3,000円くらいなのでまだ良いかなと~。
GoogleのGeminiにもうすぐ日本語のLive機能が搭載されるようなので、私はそれが出るまで待っていようと思います。
Google「Startup School Aichi」に参加しました
Station AIとのタイアップかと思いますが、Googleがスタートアップセミナーをやっていたので参加してきました。
登壇者の方が、「目の前のワクワクする事をやり続ければ成功する」って言ってたのが、起業の真理だと思いました。
あと、「独自性を持ってない企業もたくさんある」って言ってて、起業セミナーの存在意義への疑問もぶっちゃけてくれたのが面白かったです。
高校生の子と大学生の子と一緒にグループディスカッションをしたが、まだ小さいながらも心に野望を秘めているのを感じさせてくれて、エネルギーが貰えました。
我ら年配者は、この若い芽が成長するのを妨げないように、本当に注意していかないといけないと感じました。
便利なAIツールが沢山出た!
先週末にかけて便利なAIツールが沢山リリースされたので、簡単に紹介します。(私も全部は終えていません)
- napkin ai:AIが図入りの資料を作ってくれる。日本語対応して話題になった
- LlamaCoder:Meta社からOSSのシステム生成AIが登場!v0とかClaude ArtifactのOSS版
- klingのモーションブラシ:静止画から移動方向を示すだけで動画作成できる
- GEAR.indigo、Jitera:Githubのリポジトリから要件定義書が作れる
- GameGen-O:オープンワールドゲームが作れる
生成AIの進歩がすごすぎますね。すごすぎて胃もたれ気味です。。。
コミュニケーション能力、問題解決能力を面接でアピールする方法
どこかで採用時に重要視するスキルは、コミュニケーション能力と問題解決能力、って書いてあった気がします。
私はわりと両方持ってると思うのですが、収入が高い仕事に就けていません。
面接で上手にアピールできていないんだと思いアピール方法をGensparkに聞いてみた所、具体的なエピソードを用いて話すと良い、とのことでした。
話した内容が真実かどうかなんて分からないのに、面接って何を見てるんだろう思いますが、具体的なエピソードを書き出してみます。
コミュニケーション能力
- 上司、同僚から教わった内容やシステム設計書を社内wikiにまとめた。
- 口で説明したものがテキストとして残っておらず、新入社員が入った際に毎回上司が口で説明することが起こっていた。
- それを私が入社した際に全てテキスト化してwikiで公開したことで、上司が説明する負担と再度効かれる負担を減らした。
- また、システム設計書もwikiで共有したことで、再利用できるなど効率性も上げられた。
問題解決能力
- 自動コンパイル/デプロイツールを開発した。
- Angularで作られた13サイトを運営しており、それを改修する際には1サイトずつビルドしてデプロイが必要なため、単純作業として無駄な時間の消費とコマンドミスによる失敗、などが起こっていた。
- シェルスクリプトを作成し、シェルの実行で全13サイトのビルドとGithubへのpushが完了するツールを作成し、毎回1時間ほど掛かっていた作業を1秒で終わるようにした。
という感じで書き出してみましたが、私は事実を書くのは得意ですが、人を納得させるように書くのは下手なので、次に面接を受ける際にはこれをChatGPTに面接用に直してもらおうと思います。
私の目に止まった記事
Docs&Code生成ツール”GEAR.indigo”を用いたo1-preview、o1-miniの性能検証
Openai o1など色々なモデルを比較したが、Claude 3.5 sonnetがまだまだ優れている、という内容でした。
私はCursorを無料で使うためにGeminiを使っているのでsonnetの優位性はよくわかりませんが、会社でライセンスを申請しており通ればCursor Proが使えるので楽しみです。
人生の「短期の非合理」と「長期の合理」
短期的に無駄な経験でも、人生といった長期的なプロジェクトにおいては役に立つ、という話。
確かに私はその時に興味があることをサクッとやる、ということを結構やってきましたが、それが今になって結構役立っているかと思います。
- 大学の夏休みで自作ゲームを作った → UnityやGodotを触るのに役立った
- ブログをやってみた → 毎月お小遣い程度の収入+アウトプット力が格段にアップ
- ゲームのModを作ってみた → ModはPythonだったので、AIを触れるのに役立った
などなど、他にも「今までの経験役立ちまくってるな~」と最近思うばかりです。
自分が熱中して挑戦したことは良い経験になるので、みなさんも自分の好きなことに挑戦することは無駄と思わずに積極的にやると良いと思います!
ウォーレン・バフェットが「成功を愛で測る」理由
ウォーレン・バフェットさんの言葉が良かったので紹介します。
バフェットは、人生の成功は経済的な成果や地位ではなく、自分が愛されたいと思う人たちのうち、実際に何人が自分を愛してくれているかで測られると考えています。
私は、嫁さん、自分と嫁さんの両親、親戚、仲の良い友達、とか好きですが、誰からも愛されている気がするので、満足している気がします。
というか、その人から愛されていると思うから、こちらも愛すみたいな感じが強いかもしれません。
そう考えると、まず最初に人を愛するということはとても大切かなと思いました。
質問コーナー
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個人的な話題
中島聡「週刊 Life is beautiful」で良かった話題メモ
- 自分が夢中になっていることについて解説することもとても楽しいので、このメルマガも長く続けられています。
- 英語に関しては、お子さんがまだ幼いのであれば、セサミストリートあたりを普段から見せておくのも悪くないと思います。今はYoutubeにもチャンネルを持っているので(Sesame Street)、手軽に視聴できます。
- 腰痛や猫背の方が大きな問題なので、バランスチェアを使って、腰が丸くならないようにし、かつ、ディスプレイの位置を高くして、猫背にならないように注意しています。
- 父は私の勉強や仕事にはほとんど口を出しませんでしたが、自分の経験を語ることにより、私に向かって、同じ失敗を繰り返さないように、というメッセージを送ってくれていたのだと思います。
- 私は「これで起業したい!」という何か(ビジネス・アイデア、プロトタイプ、実現したい世界など)が見えてから起業する方が良いと考えます。
妻がつわりで大変そう
妊娠2~3ヶ月になりましたが、毎日調子悪そうにしています。仕事も休みがちになっています。
私はここまで妊娠が大変なものと思ってなくて、妻に大きな負担を掛けてしまって申し訳なく思っています。
料理もさっぱりとしたものを作るようにしたり、少し高くても栄養のあるものを買ったりと、出来る限りのことをしています。
「何もできていない」と悲しそうにしていたので、「赤ちゃんを育てることをやっているよ」と声をかけ元気付けたりしています。
来週以降に書く予定のもの
特に次の週に書くことが決まっているわけではありませんが、マガジンを執筆していて「このテーマも書かなければ!」と思いつくことがしばしばあります。そこで、そんなテーマはここに備忘録として書いておくことにします。ただし、来週号に書けるとは限らないので、ご了承ください。
- AIと軍事
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