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週刊4mirai 2024年9月10日号:AIを活用した動画制作の自動化、ドメイン駆動開発の考え、日本の未来とAIの影響

週刊4mirai

「未来のために頑張る平凡エンジニアの生の声」を中心としたゼミ形式のマガジン。一般的なエンジニアは何に興味を持ち、どう行動するのか。連載:今週の注目記事まとめ、質問コーナーなど。毎週火曜日発行。

この記事のYouTube版は、以下からご視聴できます。

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今週のざっくばらん

マガジンをYouTube動画にしたい

後藤達也さんもYouTubeに力を入れるとのことで、私も力を入れたいと思いました。

動画作るのは面倒だし、エンジニアなのでサクッとAI任せで作ってもらいたい!NolangというAI動画生成サービスがあるが、月額3,000円なので高い!

ゆっくりMovieMaker4 LiteとVOICEVOXなら無料で商用利用できるみたいです。

全部自動化できれば良いけれど、まだそこまでAIが到達していないので半自動化を目指そうと思います。Pythonで作れたりできないかな何て想います。

具体的には、テキストはマガジンの内容をAIに食わせてよしなにさせて、背景もAIに作らせて、サムネはv0に作らせて、BGMはYouTubeでよく使われている奴を垂れ流せば良いか、って感じです。

Amazon Audibleをやる感じで、プラットフォームとしてYouTubeを使うけど、耳から聞くことをメインにする感じを目指そうと思います。

乞うご期待!!

ドメイン駆動開発

ドメイン駆動開発とは、業務領域(ドメイン)のニーズに沿った開発をしよう、というものです。最近色々な記事で見かけたので調べてみました。

私としては、「システムはユーザーのニーズを満たすためのものだから、何当たり前のこと言っているの?」という感じでした。

しかし考えてみると、予算の問題、エンジニアの技術力のばらつき、など、エンジニアの「こうしたい」という思いが実現できないことが多々あると思うので、理解できました。

私が最近担当した自社サービスのある機能を現場の人に見てもらった所、「現場の事をすごく考えて使いやすい機能を作ってくれてありがとう!」と言っていただけました。とても嬉しかったです。

自分がどうやってそのようなシステムを開発できたかというと、中島聡さんの「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を全面的に参考にしたからです。ちなみに、私と中島さんのファーストコンタクトはこの本です。

具体的には、ざっくりとテーブル設計して、figmaでデザインを起こして現場の人とイメージを共有し、必要最低限の機能だけ速攻で開発しました。

加えて、システムというのは往々にして「作ったけど使われない」ことが起きます、自分が作ったシステムが使われないとエンジニアとしては悲しすぎるので、「必要最低限の機能実装だけでまずリリースして試させてくれ」と現場の人にお願いしたのが良かったと思います。

スケジュールの1/3くらいでそれを終わらせ、あとはQAに費やしながら次の仕事の準備やチームの効率化スクリプトなどを組んでいました。余裕があると色々と産まれるんだな、と書きながら思い返しています。

また、AIエディタのCursorを導入したこともスピード開発の助けになったと思います。ChatGPTの登場で開発速度が5倍となり、Cursorの利用でその3倍になったと体感しています。

私は自分のためにシステムを作るのが好きで、ゲームのMod自動翻訳システム、自動IPO応募システム、などを作りました。この経験があったのも、ユーザー目線のシステム開発を行うための助けになっているのかもしれません。

ChatGPTの共有機能の注意点

ChatGPTの会話をリンクで共有した際に、オリジナルの会話を消すと共有した内容も消えるのでご注意ください。

職場の同僚が30分かけて作成したものを共有してくれましたが、「共有したから自分の手元の会話履歴は消そ」とやった所、共有したものも消えてしまっていたので悲しい顔をしていました。

私の目に止まった記事

第92回 Machine Learning 15minutes!

AI関係の無料のZOOMセミナーがあったので参加してみました。

AI領域の最先端で活躍されている方の話が聞けて、とても勉強になりました。毎月開催っぽいので、次回も参加しようと思います。

その中で一番印象に残ったのが、松原冬樹さんのお話で「Human Computation」についての話題です。

Human Computationとは何かを簡単に説明すると、AIの学習用のデータを人間が与えてあげるというものです。例えば、ReCaptchaやDuolingoがそれに当たります。

ReCaptchaは人間であるかを確認するため、Duolingoは英語学習のため、と思って私も使っていましたが、横断歩道を識別する、正しい英訳をさせるなど、本来の目的の裏で学習データ収集が行われていたのだと知り、目からウロコな感じでした!

松原さんはBlitzMeという動画サービスを提供しながら、「笑顔のデータ収集」を行っています。

AIに食わせるデータはこれから枯渇していくと思うので、Win-Winな形で学習データを集めるのはこれからのビジネスで非常に有効だと思いました。

RAGにベクトルDBは必要ない!DBも不要で運用めちゃ楽な RAG Chatbot を作った話

ベクトルを使わずにRAGを実現した実例がありました。

  1. AIに検索ワードを列挙させる
  2. 検索ワードで全文検索
  3. 検索結果をAIにまとめさせる

Slackという良い感じにチャンクが区切られてるものを対象にしているから、ベクトルなしで実現できた感じだと思います。

私も、中島聡さんのメルマガの内容について回答するChatBotの作成を目指しており、RAGについてはちょいちょい勉強しています。

現時点では、中島さんのメルマガはチャンクに区切りやすいので区切って、その内容をAIでラベリングしてDBに保存するのが良いかと思っています。

でも、今はこのマガジンの運営が楽しので、これに注力しようと思います☆ミ

【ひろゆきvsMIT】どうする円安時代!?日本での働き方と幸せになるには【ボビーvs安野貴博】

YouTubeのリハックという番組で、日本の問題とAIについて語られていました。

1つ前の動画でボビーさんが結構面白かったので今回も見てみたら、大当たりでした!

印象に残ったのはMITで研究されているゲストの菊池さんが、

  • AIの登場で、すごく優秀な人しか仕事がなくなる
  • 日本は世界で一番豊か

と仰っていたことです。

AIについては私も同じ意見で、日本が豊かというのはそんな気がしていましたが、やっぱりそうだったかという所で腑に落ちました。

政治家の裏金や、出生率の減少など、日本は様々な問題がありますが、衣食住が安定していて、夜中でも出歩けるっていうのは、とても幸せなんじゃないかと思います。

今のままで十分ですが、現状維持であれば人口減少や貿易赤字で衰退していくしかないので、何か外貨を稼ぐ手段を模索したい所です。

AIが人の仕事を奪うので人口減少はまあ良いかと思いますが、移民を入れると治安が悪くなるので反対です。人口減少のスピードはもう少し緩やかにしつつ、どこかで出生率2前後で安定すると良いなと思っています。

創業者は会社を「創業者モード」で経営するべき

チームビルディングについて、「良い人材を雇い、その人材に仕事を任せるべきだ」という従来の手法は悪く、スティーブ・ジョブズの手法が素晴らしいのでは?という話。

具体的には、Appleの最も重要な100人を集めた年次リトリート(合宿)があったり、「スキップレベルミーティング」と呼ばれる、組織内のあらゆるレベルの人と直接話すことも行っていました。

つまり、組織内で有能な人材を見つけ、その人たちを特別な集まりやプロジェクトに参加させることで、大切にし、育てていくというものです。

普通に考えたらそうだよなと思いつつ、組織全体に目を光らせるのは大変なので、それも一種の才能のなせる技かと思いました。

横浜のシステム会社が定年年齢を70歳に、4年間で40名以上シニアエンジニア採用

高齢のエンジニアを雇ったという話です。

私も死ぬまでエンジニアが良いかと思っているので、どこかに働き口があるというのは良いと思いました。

この方達に適切な報酬が支給されているであろうことを、切に願います。

大好きな日本から「世界へ発信したい」 福岡を愛する28歳イタリア人社長が注ぐ、ゲーム開発への情熱

ゲーム好きなイタリアの若者が、日本でゲーム会社を設立したという内容です。

日本での活度を決めた理由として、「イタリアは会社運営の処理が遅く、日本はスムーズ」ということでした。

マジ?って感じです。日本に住んでいると色々と処理が遅いように思いますが、それ以上に遅い国も多々あるようです。

私もゲーム好きなので、海外の若者が日本でゲーム作りをしてくれることが非常に嬉しく思います。

少し前までゲーム作りの勉強をしていましたが中断しています。AIが発展して、SAOのThe Seedのようなものがそろそろ出ると思うので、それが出たらゲーム開発に注力する予定です!

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質問コーナー

質問内容

【質問】

【回答】

来週以降に書く予定のもの

特に次の週に書くことが決まっているわけではありませんが、マガジンを執筆していて「このテーマも書かなければ!」と思いつくことがしばしばあります。そこで、そんなテーマはここに備忘録として書いておくことにします。ただし、来週号に書けるとは限らないので、ご了承ください。

  • AIと軍事


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